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セントキルダはヘブリディーズ諸島「地の果て」とも称される最西端の島々である。

イギリスで最も高い、海岸に面した断崖絶壁があり、過去人が暮らしてきた歴史がある島々だ。
セント・キルダの物語は、オペラを含め芸術的な解釈を集めている。

そんなセントキルダの風景を加藤氏は写真に収めるとともに歴史を解説してくれる。
ページを開ける度、私たちは好奇心を駆り立てられる。

かつては人類が住んでいた孤島。
厳しくもそこに住む愉しさがあった。
巻末のキルダの歩みを読み、さらに秀さんがシャッターを切られた一枚一枚に深い感動と感謝を感じたのです。

過日、文化放送で加藤さんのお話を聞いて「ST．KILDA」島に興味を持ち写真集を拝見させて頂きました。思っていた通りの過酷な環境で「木は強風で１本も育たず 海は荒れて漁業も出来ない土地に・・」ここまで凄いとは思いませんでした。過酷な環境でも生きている鳥、羊たちに感銘を受けました。素敵な写真集でした。
またの新作の機会に期待しております。　有り難うございました。

まるでセントキルダを訪問したかのような気分になった。